- 2025年12月12日
検査する?検査しない?インフルエンザは色々ややこしい
院長です。
インフルエンザの流行が落ち着いたのでようやく余裕ができましたが、予告したばかりに旬の外れた記事を書くという間抜けな事になりました。
一応まだ一悶着ありそうなので気は抜けないという事で、インフルエンザの検査についてです。
特にインフルエンザシーズンで多いのですが、
「熱が出ているのに検査してくれなかった」
「次の日に検査しようと言われた」
という声をあちこちから聞きますし、よく言われます。
非常にややこしいのでAIに相談したら、30分で↓のような画像を出してきました。末恐ろしいですね。

基本、希望する方や状態の悪い方にはすぐ検査をしていますが、病院嫌いのお子さんを減らすために、痛い検査が1回だけで済むよう、精度が高くなるまで待つ事もあります。
と、ここまでが検査についての一般的な話。
保育園・幼稚園・学校が絡むと、途端にややこしくなります。
検査しまくったら流行は防げるのか?というと答えはノーです。
それでも学校や園には設備の限界があり(当たり前ですが、設備がよく、建物が広いほど流行しにくいです)、それに応じたやり方というのがあり、先生達がベストを尽くした結果として、検査した方があちらとしても助かるという事も多いそうです。
それでも「人間様の頑張りなんざ関係ねぇ!ワクチン打ってマスクつけて手を洗わない輩にかける情はねえ!」と流行る時は容赦なく流行るので、ウイルスというのはまことに血も涙もない手合だと思います。
懲りたので次回予告はなしでご容赦を。